みなさま、こんにちは。
株式会社COCOROMe(ココロミ)の中村です。
2025年1月23日に神戸で会社を設立し、
【日本のものづくりを未来へ繋ぐ】をコンセプトにした
日本製ブランド“COCOROMe(ココロミ)”を運営しております。
僕たちは、日本の技術力、伝統の発信者、紹介者として、皆様に
情報を発信しております。
皆様の心(ココロ)に寄り添い、挑戦(試み)を応援する
神戸発の日本製ブランドです!
本日の投稿内容は、革の歴史についてです!
革はどのように人間と関わり、今の姿になっているのか?
そこをサクッと深掘りしていきたいと思います!
これを皆様に知っていただくことで、
革製品の歴史の深さや、どれだけ人間に寄り添ってきていたのかを
お伝えできればと思います。
毎朝、仕事に出かけるときにポケットに入れる財布。
デスクの上に置いたキーケースや、名刺入れ。
30代を過ぎ、40代、50代と年齢を重ねるごとに、
身の回りに自然と増えていくのが革製品だと思います。
流行りのブランドだからではなく、シンプルに頑丈で、
手になじむから選ぶ。そして、傷がついてもそれが味になり、
壊れたら直してでも使い続けたくなる。そんな経験はないでしょうか。
現代には、軽くて安くて、手入れの手間もかからない素材が
あふれています。それなのに、なぜ私たちはわざわざ、
少し重くて手入れのいる「革」に惹かれてしまうのか。
そこには、人間と革が歩んできた、地続きの歴史があります。
①始まりは「生きるための防寒具」だった
人間が革を使い始めたのは、今から1万年以上前。
まだ文字すら存在しない旧石器時代のことです。
厳しい寒さから身を守るため、先人たちは狩猟で得た動物の皮を身にまといました。しかし、動物の皮はそのまま放置すると、すぐに乾燥してカチカチに硬くなったり、水分を含むと腐ってしまいます。
そこで人類は、驚くべき知恵を生み出しました。
植物の渋(タンニン)や動物の脂、あるいは煙で燻(いぶ)すことによって、皮の組織を変化させ、腐らずに 柔らかさを保つ技術です。
これが、今でも行われている「鞣(なめ)し」のルーツです。
化学薬品などない時代に、自然の力を借りて作られた革は、
人類最古の「防護服」であり、生きるために不可欠なインフラでした。
②激動の歴史を支えた「道具」としてのタフさ
時代が進み、文明が発達しても、革の重要性は変わりませんでした。
むしろ、その頑丈さから「最も信頼できる道具」として重宝されます。
例えば、古代ローマの兵士たちが履いていたサンダル(カリガ)や、
体を守る鎧。これらはすべて革製でした。
また、馬を操って移動するための手綱や鞍(くら)といった「馬具」にも、
強い負荷に耐えられる肉厚な革が使われました。
中世ヨーロッパでは、革の加工技術がギルド(職人組合)によって守られ、さらに洗練されていきます。
「絶対に破れてはいけない」「過酷な環境でも耐え抜く」
現代の私たちが革製品に対して抱く「圧倒的な信頼感」や「堅牢さ」というイメージは、数千年にわたって戦場や移動の現場で証明され続けてきた、確かな事実に基づいているのです。
③なぜ今、私たちは「革小物」を持つのか
20世紀に入ると、ナイロンやプラスチックといった合成素材が大量に生産されるようになります。軽くて安価なこれらの素材の登場によって、革は「命を守るための必須道具」としての役割を終えました。
しかし、革は私たちの生活から消えませんでした。
むしろ、私たちのライフスタイルに合わせて、
より身近な「革小物」へと姿を変えたのです。
大きくて重い馬具やトランクを作っていた技術は、
現代のビジネスパーソンが使う財布や名刺入れ、
バッグへと受け継がれました。
激しい環境に耐えてきたタフさはそのままに、
現代の日常に馴染むスマートな形へと進化したのです。
私たちが、お気に入りの革小物を「壊れるまで使い倒したい」と思うのは、
決してケチだからではありません。
本能的にその歴史と素材のタフさを理解し、
信頼しているからだと思います。
そして何より、革には「使うほどに、自分の手に馴染んでいく」という、
他の素材にはない特徴があります。
新品のときは少し硬く、どこか他人行儀だった革が、
毎日の手の脂を吸い、ポケットの中で揉まれることで、
少しずつ柔らかくなり、深い色艶へと変わっていく。
ついた傷さえも、自分が歩んできた日々の記録として刻まれていきます。
最後に:あなたの日常に、もう一つの定番を
使い込むほどに、持ち主の生き方を映し出していく革小物。
一つのモノを大切に、長く使い続ける愉しみを知っている方に、ぜひ知っていただきたいブランドがあります。
私たち COCOROMe(ココロミ) は、
革が持つ本来の素朴な強さと、現代の日常に静かに馴染むデザインを
大切に、日々ものづくりをしています。
派手な主張はありませんが、あなたがこれから過ごす年月を
一番近くで支えるタフな相棒になれるはずです。
現在私たちは、時代に左右されないスタンダードな二つ折り財布
「Classic Wallet」を展開しています。
昨今、さまざまな「機能性財布」が登場していますが、
私たちはふと立ち止まり考えました。
「実は、長年愛され続けてきたスタンダードな二つ折り財布こそが、
最も機能的で、最も完成されたデザインなのではないか?」と。
トレンドを追いかけるあまり、かえって会計時に戸惑ってしまうような設計になってはいないか。原点にある形こそが、最も視認性に優れ、使いやすいのではないか。目の前にある歴史の中に、すでに答えはあったと思っています。
「Classic Wallet」は、そんな想いから生まれた原点回帰のプロダクトです。
長く愛されてきた伝統的な美しさはそのままに、
現代のライフスタイルに合わせてサイズをほんの少し小さく、
容量をミニマムに仕立て直しました。
あなたの日常にそっと寄り添う、もう一つの定番として。
一度、COCOROMeが仕立てた革小物を覗いてみませんか?
それでは、また次の投稿でお会いしましょう。
皆様の心に寄り添い、挑戦(試み)を応援するブランド
COCOROMe(ココロミ)の中村でした!